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なぜ暴言を繰り返す物議男が英首相になるのか ジョンソン氏を読み解く

 英与党・保守党の新党首に決まり、英国新首相となるジョンソン氏(55)は、多くの英国民が、そのファーストネーム「ボリス」で気安く呼ぶなど知名度は抜群。しかし、一方で言動がしばしば物議も醸す、毀誉褒貶(きよほうへん)の激しい人物でもある。

 メディアなどではしばしば、英国の大衆食品「マーマイト」に例えられる。日本の納豆にも似た位置づけで、大好きな人もいるが、まったく受け付けられない人もいる――そんな政治家という意味合いだ。

 さかのぼると英王室につながる家系とされ、父親は元欧州議会議員。本人も英国屈指の名門パブリックスクール・イートン校からオックスフォード大学進学と、典型的な上流階級の出身だが、無造作に伸びた金髪に猫背、時にシャツのすそをズボンから出して歩く姿などがやゆされることもある。「エリート臭さ」を漂わせないところが気取りのなさと受け取られるのか、大衆的な人気を獲得している。

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