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東急不動産が大学生の起業を支援 横浜国大の坪井さんがベストプラン賞

発表を行った(左から)創価大の齋藤桃乃さんと横浜国立大の坪井俊輔さん、創価大の田中駿介さん=7月8日、東京都渋谷区で

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ベストプラン賞に選ばれた横浜国立大の坪井俊輔さんの発表=7月8日、東京都渋谷区で

 新規事業や起業を支援する東急不動産のインキュベーション施設「Plug and Play Shibuya」(東京都渋谷区)で、大学生のビジネスプランを起業へと発展させようという「学生ビジネスプラン発展プログラム」の最終発表会が行われた。審査の結果、横浜国立大理工学部3年の坪井俊輔さん(24)の途上国の低所得農家支援のための農業最適化アプリ「Sagri」がベストプラン賞に選ばれた。

 発表したのは、坪井さんのほか、創価大学経営学部4年の齋藤桃乃さん(21)と同4年の田中駿介さん(21)。齋藤さんは同じゼミの学生と共同開発した心肺蘇生法を楽しく学べる小学生向けカードゲーム教材「ファーストエイダーズカードゲーム」、田中さんは活字離れを防ぐことを目的に、好みの形で製本できる書籍の自動販売機「Leader Book」について、資金計画も含めた発表を行った。

 3人は2月に行われた「学生ビジネスプランコンテスト」(一般財団法人学生サポートセンター主催、学生情報センター協賛)で入賞した19作品の中から選ばれ、約3カ月間、東急不動産と協業するシリコンバレーのアクセラレーター/ベンチャーキャピタルの「Plug and Play Japan」社のサポートを受け、実現可能性のあるビジネスとなるよう企画書作りを進めてきた。

 ベストプラン賞に選ばれた横浜国立大の坪井さんには、副賞として「Plug and Play Shibuya」のシェアワークスペース会員権半年分も贈られた。坪井さんは既に起業をしており、農地をグリッド化し管理するアプリケーションを開発・運営している。今後、インドなど海外での土壌分析データを基にした農家への融資事業にも乗り出すことにしている。

 発表は大学やベンチャーキャピタル企業などの関係者ら約50人を前に行われた。審査員として参加したベンチャーキャピタルのキャピタリストらからは「農業という多くのプレーヤーがいる中での優位性は何か」「プレゼンテーションに多くを盛り込みすぎると重要なことが伝わらない」など、鋭い質問やアドバイスがなされた。

 坪井さんは、「きっかけを作ってくれた学生サポートセンターに感謝したい。応援いただいている方々とのつながりを大切に、事業をしっかりと進めていきたい」と今後の事業展開への意気込みを語った。プログラムの主催者である東急不動産の中原靖雄事業戦略部長は「熱量のある学生の発表に感銘を受けた。これからも渋谷を拠点に、学生情報センターと協力し、将来を担う学生たちの支援を続けていきたい」と話した。

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