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今どきの歴史

百舌鳥・古市古墳群(大阪府) 「最辺境」社会の合理性

堺市役所展望ロビーから望む大山古墳(仁徳天皇陵)。前方後円墳と言われれば、そうも見えるが=2007年9月7日、伊藤和史撮影

 世界遺産に登録された「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」(大阪府)。現地を訪れ、巨大さに驚いた方も多いのでは。最大の大山(だいせん)古墳(仁徳天皇陵)は墳丘の長さが486メートル(525メートル説も)の前方後円墳で、周囲からはうっそうとした森にしか見えない。ビュースポットとされる堺市役所21階展望ロビー(高さ80メートル)からでも、「前方後円」形が判然としない。あの独特の「かぎ穴」形は航空写真で見るしかない。

 大山古墳がつくられた5世紀ごろも、もちろん誰も全体の形を見渡せなかった。なぜ、それほどに大きなもの…

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