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余録

きょうで2020年東京五輪の開会式までちょうど1年…

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 きょうで2020年東京五輪の開会式までちょうど1年となる。どんな仕掛けになるか楽しみだが、7年前のロンドン五輪開会式ではエリザベス女王とジェームズ・ボンドとのスカイダイビングが話題となった▲ヘリからの2人の降下はむろんスタントマンによるものだが、ボンド役のダニエル・クレイグさんが本物の女王をエスコートする映像と組み合わせて女王の会場出現を演出した。この時のロンドン市長がボリス・ジョンソン氏だった▲ただしこちらは後日、空中演技に失敗する。英国人の初金メダルを祝ってのロープを使った空中飛行中に仕掛けが故障し、5分間にわたり宙づりとなったのだ。両手に国旗を持っての宙づりという残念な姿を国民に披露してしまった▲ジョンソン氏とはむろん保守党が選出した新党首、きょうにも首相の座を引き継ぐその人である。欧州連合(EU)との合意の有無にかかわらず、10月末には英国のEU離脱を「決死の覚悟で実現する」。そう断言して得たポストだ▲もともと失言や食言に事欠かぬお騒がせキャラクターである。だが再交渉を拒むEU、四分五裂(しぶんごれつ)する英国政界をわずか3カ月で丸く収める魔法のあろうはずはない。思い浮かぶのは、「合意なき離脱」の瀬戸際(せとぎわ)で続く宙づり状態である▲トランプ米大統領からエールを送られるジョンソン氏は、イラン危機への対処でも米欧のはざまで選択肢を探ることになろう。どう見ても無事な着地は至難の業になりそうな「決死の覚悟」の空中演技だ。

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