ビール

「減税好機」復権に奔走 各社が次々と専門店開設

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注ぎ方にこだわった黒ラベルを提供するサッポロの「ザ・バー」=東京都中央区で
注ぎ方にこだわった黒ラベルを提供するサッポロの「ザ・バー」=東京都中央区で

 2020年から段階的に実施されるビール税額引き下げをにらみ、大手飲料メーカーがビールの魅力のアピールに躍起だ。消費者の節約志向で低価格の「第3のビール」に売れ筋が移って久しいが、減税を機にかつての稼ぎ頭を復権させようと、各社はビール専門店を相次いで開業したり、飲食店用サーバーを改良したりしている。

 サッポロビールが今月5日に東京・銀座で開店した「ザ・バー」では、酒類で唯一のメニュー「サッポロ生ビール黒ラベル」の注文を1人2杯までに制限している。「最もビールがおいしい瞬間は、その日の1杯目」との考えがあり、3通りの注ぎ方で味わいやのどごしにこだわる。

 サントリービールも主力の「ザ・プレミアム・モルツ」を専門に扱うバーを2月、東京・八重洲に開店。キリンビールは約20種類のクラフトビールを飲み比べできる専門店を東京、神奈川、京都に設けた。アサヒビールは氷点下に冷やした「スーパードライ」を飲食店で提供するサーバーに注目。全国の店舗でサーバーの注ぎ口を泡の密度を高める新型に切り替えており、飲み口を向上させる。

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