連載

きょうのセカンドオピニオン

読者からの身近な病気や健康の悩みに、専門医が答えます。

連載一覧

きょうのセカンドオピニオン

言葉聞き取れない=答える人・神尾友信院長(神尾記念病院・耳鼻咽喉科)

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
神尾友信院長 神尾記念病院(耳鼻咽喉科)
神尾友信院長 神尾記念病院(耳鼻咽喉科)

 Q 言葉聞き取れない

 4年前から耳がだんだん悪くなっています。音は聞こえても、言葉として聞き取るのが難しいのです。難聴が大きなストレスになっています。(岡山市、女性、86歳)

 A 加齢性なら投薬や補聴器を

 難聴には主に二つの可能性が考えられます。お年のために、音を信号に変えて脳に伝える「聴こえの神経」が弱くなっているうえに、何らかの原因で進行性の難聴になっているケースが一つ。感音性難聴といい、急に悪くなった時は神経の活性化を促す副腎皮質ホルモン剤やビタミン剤を内服します。

 もう一つは伝音性難聴の一種で、中耳という部屋の換気がうまくできず、水がたまったような状態になっている可能性です。耳管と呼ばれる鼻につながる管の機能低下が原因です。中耳炎の一種ですが、ウイルスや細菌が原因の急性中耳炎と異なり、痛くはありません。鼓膜を切って水を抜きます。もし繰り返すようなら、チューブを入れて水がたまらないようにする方法もあります。

この記事は有料記事です。

残り420文字(全文833文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集