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私たちの日々の生活とは切っても切れないごみ。だが、捨てられたごみの「その先」を考えることは少ない。ごみの常識やごみ行政の「矛盾」を現場から見つめる。

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プラスチック編/2 国内での処理追いつかず プラごみ、中国の輸入禁止影響

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国内での産廃プラスチックの主な流れ
国内での産廃プラスチックの主な流れ

 <くらしナビ・環境>

 産業廃棄物扱いのプラスチックごみが国内で処理しきれず、中間処理業者などの敷地に山積みとなる状況が続く。中国が輸入を原則禁止した影響だ。環境省は自治体に異例の要請をするなど対策に乗り出したが、先行きは見えない。

 「6年前、ここまでの状況は想像もできなかった」。企業などが出す産廃の中間処理業者「東港金属」(東京都大田区)の福田隆代表は、中国のプラスチックごみ受け入れストップの兆候が表れた2013年当時を振り返った。取材で訪ねた今年5月下旬、東港金属の敷地内には高さ10メートル近くまで、処理しきれないプラごみが積み上がっていた。

 中国は各国から資源としてプラごみを受け入れ、世界の約6割を占める最大の輸入国だった。しかし、分別が不十分で金属や食べ残しが混入したものもあり、環境汚染や健康被害が社会問題化した。

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