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「天気の子」新海監督と川村プロデューサーインタビュー・下 「いい作品を作る」だけでは限界がある

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新作「天気の子」について語る新海誠監督(左)と川村元気プロデューサー=東京都千代田区で2019年7月19日午後3時46分、藤井太郎撮影
新作「天気の子」について語る新海誠監督(左)と川村元気プロデューサー=東京都千代田区で2019年7月19日午後3時46分、藤井太郎撮影

 最新作「天気の子」が全国公開中の新海誠監督と川村元気プロデューサーの連続インタビュー(全3回)の最終回。タイトルがなぜ明朝体なのかを聞いたところ、話は意外な広がりを見せました。新海監督と川村プロデューサーの出会いについても話が及びました。【井上知大】

明朝体のタイトルに込めた意図

 ――「天気の子」も「君の名は。」などもタイトルが明朝体で書かれていますが、これには狙いがあるのですか。

 新海監督 そうですね。その前の「言の葉の庭」もそうですし、大体の作品はそうですね。途中から思ったのは、細田守監督がゴシック体を使っているから、ちょうどいいかなって(笑い)。最初に自分が作った「ほしのこえ」(2002年)とか、その前に自主製作で作った「彼女と彼女の猫」という作品のときもそう(明朝体のタイトル)。僕が最初に(アニメを)作っていた頃は物語というよりは、詞に近いものを作っていたような感覚…

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