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クトゥーゾフの窓から

ウクライナ危機の現場を歩いた(9) 砲撃が続く最前線の村 東部マイオルスク村

かつて保育園だったウクライナ軍が駐屯する施設。今は、防備が固められていた=ウクライナ東部ドネツク州マイオルスク村で2019年7月12日、大前仁撮影

 ウクライナ東部では2014年に軍とロシアの支援を受けた武装勢力の戦闘が始まり、5年が過ぎても収まる気配を見せない。7月中旬にウクライナ軍の許可を得て、最前線のドネツク州マイオルスク村を訪れ、銃撃や砲撃が続く中で暮らす人々を取材した。

 ドネツク州の主要都市の一つクラマトルスクから車で1時間あまり。マイオルスク村の約1キロ先は親露派の「ドネツク人民共和国」(DNR)が実効支配している。快晴の日中、その方角から何度となく乾いた銃声が響き渡った。それでも住民たちは慣れきった様子で、爆竹が鳴っている程度の反応しか示さない。

 「良くないことなのだが、銃声を恐れる感覚が鈍った。みんなリラックスしている」。住民の一人、スベトラ…

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大前仁

モスクワ支局記者 1969年生まれ。1996年から6年半、日経アメリカ社でワシントン支局に勤務。毎日新聞社では2008年から13年まで1回目のモスクワ支局に勤務。

大前仁

1969年生まれ。1996年から6年半、日経アメリカ社でワシントン支局に勤務。毎日新聞社では2008年から13年まで1回目のモスクワ支局に勤務。

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