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余録

このところ雷雨などの不安定な天気に見舞われていた列島だが…

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 このところ雷雨などの不安定な天気に見舞われていた列島だが、きのうは九州南部、同北部、四国、近畿、北陸で一斉に梅雨明けとなった。そういえば昔は「雷が鳴ると梅雨が明ける」といわれたのを思い出す▲今では梅雨の後期に雷を伴う豪雨の多いのは誰もが感じている。太平洋高気圧が強まって湿った暑い空気が来ることによる豪雨だが、亡くなった気象ライターの倉嶋厚(くらしま・あつし)さんは「梅雨雷は集中豪雨」をことわざにすべきだと書いていた▲ともあれ今回は、勢力を強めた太平洋高気圧が雷鳴のファンファーレと共にもたらした西日本の梅雨明けである。日照時間の記録的少なさや梅雨寒の続いた東日本でも晴れ間が増えて気温も上がり、梅雨明け間近をうかがわせている▲きのう梅雨明けした地方はみな昨年より15日遅い盛夏到来という。涼しさに慣れた身には突然の炎暑による熱中症が心配である。ふだん元気な人の病気を「鬼の霍乱(かくらん)」というが、この霍乱は熱中症だとか。誰もが気をつけた方がいい▲とりわけ気温の急な変化に気づきにくくなっているお年寄りは、室内での熱中症を起こしやすい。エアコンできちんと室温を一定に保つように気をつけていただきたい。熱中症による入院患者の約半数は屋内で発症しているのである▲南方洋上の台風の卵の今後が気になるが、東京では梅雨明けを占うアブラゼミの初鳴きもすでに23日に聞かれた。輝く太陽の下でのセミしぐれを待ちわびた子どもたちにはようやくやって来る令和の夏だ。

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