メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ベネズエラ

混乱半年 「大統領2人」解消せず 与野党協議進まず人道危機も

マドゥロ大統領退陣を要求する集会で、支持者の声援に応えるグアイド国会議長(左)=カラカスで23日、ロイター

 南米ベネズエラの野党指導者、グアイド国会議長が暫定大統領就任を宣言し、23日で半年を迎えた。野党側はこの日、独裁色を強めるマドゥロ大統領の退陣を求める集会を開いた。「2人の大統領」が並び立つ異常事態の解消に向けた与野党の協議は進展せず、人道危機が深まっている。

 「我々には(マドゥロ氏退陣への)計画と道筋がある。勝つためにそれを続けよう」。前日夕に始まった全国規模の停電が一部続く中、グアイド氏が首都カラカスの集会で気勢をあげると、野党支持者から歓声が湧いた。ただ、参加者は数百人程度にとどまり、1月の暫定大統領就任宣言直後に数万人を集めた集会と比べ、グアイド氏の求心力低下は明らかだ。

 グアイド氏は4月、事実上のクーデターに失敗。マドゥロ政権の延命につながるとの懸念から対話を拒否してきたが、5月には方針を転換し、協議を始めた。協議は中立な立場のノルウェーの仲介で断続的に続いており、今月15~18日にもカリブ海の島国バルバドスで開かれたものの、具体的な成果は明らかになっていない。

この記事は有料記事です。

残り694文字(全文1137文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 児童手当受給世帯、子供1人につき1万円支給へ 政府コロナ緊急経済対策

  2. 医療従事者153人の感染判明 院内感染も発生 医療崩壊の懸念 新型コロナ

  3. 各国で計画進むBCGの臨床試験 感染予防へ高まる期待 「命の危険」懸念も

  4. 現金給付 「自己申告制」で1世帯30万円支給へ 「収入減」示す書類求める

  5. 「要請」なのに罰則? ドイツから帰国した研究者が日本の「水際対策」に感じた違和感

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです