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車椅子女性を乗車拒否か 市営バス運転手「事前に電話しろ」 青森

青森市営バスのホームページより

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 青森市営バスの50代男性運転手が20日、バスに乗車しようとした車椅子の40代女性に対し、乗車を拒むような言動をしていたことが24日、分かった。市は、対応が不適切だったとして運転手に口頭で指導し、女性に謝罪した。

 女性によると、20日午後7時ごろ、女性が青森駅前のバス停から車椅子対応のノンステップバスに乗車しようとしたところ、本来、バスの利用にあたっては事前連絡が必要ないにもかかわらず、運転手から「乗るなら事前に電話しろ。他の客に迷惑だ」などと言われたという。

 市の担当者によると、運転手は「そのような言い方はしていない」と反論する一方、女性がバスを利用しようとした際に、運転手が女性に予約を入れたか確認をした事実は認め、その上で、運転手に乗車を拒む意図はなかったと釈明。運転手は「不快な思いをさせて申し訳ない」と話しているという。

 女性は肢体不自由で身体障害者手帳1級を所持する。これまでも乗車を拒まれたことが何度かあると訴えており、「こういうことがなくならなければ、車椅子の人は外出が怖くなってしまう。市は差別解消に向けて動いてほしい」と訴えた。

 自立生活センター青森(同市)によると、車椅子利用者が市営バスの運転手から予約をしていないことを理由に乗車を拒まれたり、不快な対応をされたりした案件はこれまでにもあったとされる。中には「つらい思いをしてまで乗りたくない」と利用を控える障害者もいるという。

 市の担当者は「障害を持っている方に快適に利用していただけるように、乗務員の指導を徹底していく」としている。

 2016年に施行された「障害者差別解消法」を受け、青森市も17年に「障がいのある人もない人も共に生きる社会づくり条例」を施行。行政の責務として、差別禁止や障害特性に対する「合理的配慮」を推進していくとしている。【岩崎歩】

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