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常夏通信

その1 仮埋葬地を歩く 東京・上野(1) 西郷さんの銅像周辺も“火葬場”に

東京・上野公園の西郷隆盛像。74年前は近くが臨時の火葬場となっていた=東京都台東区で2019年7月12日、栗原俊雄撮影

 毎年8月、新聞やメディアは戦争関係の報道が盛んになる。一方、他の時期はさほどでもない。それゆえ、こうした夏の報道は「8月ジャーナリズム」とも呼ばれる。肯定的に言われるよりも、揶揄(やゆ)されることが多い気がする。それでも私は10年以上、一年中その「8月ジャーナリズム」をやっている。人呼んで「常夏記者」。本連載では戦争にかかわる記事、「常夏通信」を書いていきたいと思う。

 7月下旬、東京・上野を訪ねた。地下鉄銀座線上野駅から地下道を歩き、公園口を出る。1967年生まれ、東京出身の私にとってはなじみの地だ。

 しかし近年のにぎわいには、あまりなじみがない。近年は、平日でもかつての週末のような混雑ぶり。ことに外国人とおぼしき観光客がとてつもなく増えている気がする。アメ横に並ぶ飲食店も、外国料理店が多い。

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残り802文字(全文1154文字)

栗原俊雄

1967年生まれ、東京都板橋区出身。早稲田大学政治経済学部卒、同大学院修士課程修了(日本政治史)。96年入社。2003年から学芸部。担当は論壇、日本近現代史。著書に「戦艦大和 生還者たちの証言から」「シベリア抑留 未完の悲劇」「勲章 知られざる素顔」(いずれも岩波新書)、「特攻 戦争と日本人」(中公新書)、「シベリア抑留 最後の帰還者」(角川新書)、「戦後補償裁判」(NHK新書)、「『昭和天皇実録』と戦争」(山川出版社)など。

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