- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
<滝野隆浩の掃苔記(そうたいき)>
全日本仏教会が「仏教に関する実態把握調査」について報告すると聞いて、東京・築地の築地本願寺に足を運んだ。全国7万5000カ寺の総元締めの組織は2年前に、仏教文化の認知度について調査。2回目となる今回は、「寺との距離と仏教への距離感の関連性」などを調べたという。
サンプル数は「一般」「仏教信者」合わせて7412というから本格的。地方から首都圏に出てきた人などを想定し、菩提(ぼだい)寺が遠くにあると仏教への理解や信仰心は低くなりがちで、行くのに2時間以上かかると満足度も低下していくという結果が出た。
当たり前の話で、「遠距離恋愛」が長続きしないのと同じこと。恋人同士でいたいなら、はがき1枚でもいいから(「お布施のお願い」ではなく)連絡を取り続けるべきだろう。
この記事は有料記事です。
残り491文字(全文841文字)