徳島県鳴門市クリーンセンター(同市瀬戸町堂浦)のごみ焼却炉から出る排ガスを巡り、有害物質の濃度表示が国基準値を超えないよう、2008年4月の操業開始当初から設定されていたことが市への取材で分かった。メーカーの三機工業(東京)が独断で設定した可能性もあるが、市は本当に知らなかったのか、地元住民の間で不信感が募っている。
市によると、2基ある焼却炉は2008年4月の操業開始で、1日最大各35トンのゴミを処理できる。排ガスに含まれる窒素酸化物、硫黄酸化物、塩化水素、ばいじん、一酸化炭素の5種類の物質をセンターの煙突そばで測定し、データ(最大、最少、平均値)をまとめている。平均値の結果は、センター前の電子表示板やホームページなどで公表していた。
この記事は有料記事です。
残り779文字(全文1102文字)
毎時01分更新
◇食卓のメインのドーンと 「今が旬」と聞いて僕が真っ先に思…
吉川貴盛元農相(70)が、大臣在任中に現金500万円の賄賂…
韓国のソウル中央地裁が日本政府に元慰安婦らへの賠償を命じた…