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排ガス「基準超え」非表示11年 「メーカーが独自に設定」鳴門市ごみ施設

市クリーンセンターの入り口では、排出する有害物質の濃度を表示しているが、正しく表示しないよう設定されていた=鳴門市瀬戸町で2019年7月4日午後2時24分、松山文音撮影

 徳島県鳴門市クリーンセンター(同市瀬戸町堂浦)のごみ焼却炉から出る排ガスを巡り、有害物質の濃度表示が国基準値を超えないよう、2008年4月の操業開始当初から設定されていたことが市への取材で分かった。メーカーの三機工業(東京)が独断で設定した可能性もあるが、市は本当に知らなかったのか、地元住民の間で不信感が募っている。

 市によると、2基ある焼却炉は2008年4月の操業開始で、1日最大各35トンのゴミを処理できる。排ガスに含まれる窒素酸化物、硫黄酸化物、塩化水素、ばいじん、一酸化炭素の5種類の物質をセンターの煙突そばで測定し、データ(最大、最少、平均値)をまとめている。平均値の結果は、センター前の電子表示板やホームページなどで公表していた。

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