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「大勢の人を殺した今、君は幸せか」裁判前に被害者家族の思い 相模原殺傷事件3年

「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害された事件から3年を迎え、同園を訪れて手を合わせる人たち=相模原市緑区で2019年7月26日午前10時46分、喜屋武真之介撮影

 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害され、職員3人を含む27人が重軽傷を負った事件は26日、発生から3年を迎えた。殺人罪などに問われた元同園職員、植松聖被告(29)に対する裁判員裁判は来年1月8日、横浜地裁で始まる。被害者の家族らはさまざまな思いを胸に、その日を待っている。

 植松被告は2016年7月26日未明、窓ガラスを割って園に侵入して刃物で19人を殺害するなどしたとされる。検察側の起訴前の精神鑑定で、被告は自分を特別な存在と思い込む自己愛性などの複合的なパーソナリティー障害と診断された。検察側は完全責任能力があるとして起訴しており、事件当時の精神状態などが公判の焦点となりそうだ。

 事件で重傷を負った尾野一矢さん(46)の父剛志さん(75)は被害者参加制度を利用して公判に出る予定だ。剛志さんはずっと被告に直接質問したいと思っていることがある。「大勢の人を殺した今、君は幸せか」。そう問いたい。被告が事件後から繰り返した障害者への差別的な主張に対しても「君が何を考えようが、私たちは息子がいて幸せだ」と伝えたいと考えている。

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