スプリント・TモバイルUS
米携帯2社の合併承認 司法省
毎日新聞
2019/7/27 西部夕刊
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米司法省は26日、ソフトバンクグループ傘下で米携帯電話4位のスプリントと、同3位のTモバイルUSの合併を承認した。米衛星放送大手にプリペイド携帯事業などを売却することが条件。司法省と並行して合併を審査している米連邦通信委員会(FCC)も承認する方向で、紆余(うよ)曲折を経た両社の合併計画は大きく前進した。
合併後の新会社「Tモバイル」の契約者数は1億人を超え、首位ベライゾン・コミュニケーションズ、2位AT&Tに匹敵する規模となる。TモバイルUSの親会社で独通信大手ドイツテレコムが筆頭株主となり、ソフトバンクGの出資比率は現在の84%から27%に下がる。巨額負債を抱えるスプリントが連結子会社から外れ、ソフトバンクGの財務上の負担は軽くなる。
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