- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

第13回こども高野山夏季大学(毎日新聞社主催、雪印メグミルク特別協賛)は26日の二日目、全盲の落語家、桂福点さんによる視覚障害体験教室をはじめ、はがきを作る紙すき教室など多彩なプログラムが行われた。
体験教室では、福点さんと視覚障害者ガイドヘルパー指導員の渡辺憲子さんが視覚障害者が歩くとき、どんなことに不安があるか、白杖(はくじょう)を使ってどう歩くかなどを説明した。子どもたちはアイマスクを着け、仲間の声を頼りにつえで前方を確かめながら歩く体験をした。
徳島県三好市池田町の井上真信さん(4年)は「目を隠して歩くと、左右に何があるか分からなかったけど、つえを使うと分かるようになった」と話した。福点さんは25日夜にも講演、子どものころに目が見えにくくなり、将来の不安から死も考えた経験を語り、「どんな時にも命を大切にして」と呼びかけた。
この記事は有料記事です。
残り214文字(全文585文字)