こども高野山夏季大学

“見えない不安”を体験 白杖使い歩行 桂福点さん講師 /大阪

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こども高野山夏季大学の体験学習でアイマスクを着けて白杖を頼りに歩く子どもたち=和歌山県高野町で、菅知美撮影
こども高野山夏季大学の体験学習でアイマスクを着けて白杖を頼りに歩く子どもたち=和歌山県高野町で、菅知美撮影

 第13回こども高野山夏季大学(毎日新聞社主催、雪印メグミルク特別協賛)は26日の二日目、全盲の落語家、桂福点さんによる視覚障害体験教室をはじめ、はがきを作る紙すき教室など多彩なプログラムが行われた。

 体験教室では、福点さんと視覚障害者ガイドヘルパー指導員の渡辺憲子さんが視覚障害者が歩くとき、どんなことに不安があるか、白杖(はくじょう)を使ってどう歩くかなどを説明した。子どもたちはアイマスクを着け、仲間の声を頼りにつえで前方を確かめながら歩く体験をした。

 徳島県三好市池田町の井上真信さん(4年)は「目を隠して歩くと、左右に何があるか分からなかったけど、つえを使うと分かるようになった」と話した。福点さんは25日夜にも講演、子どものころに目が見えにくくなり、将来の不安から死も考えた経験を語り、「どんな時にも命を大切にして」と呼びかけた。

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