中東ホルムズ海峡の有志連合構想を巡り、米国は25日に2回目の説明会を開くなど、関係各国に対して参加の働きかけを強める。だが、伝統的に協力関係にあった欧州主要国は、イラン核合意から一方的に離脱したトランプ米政権とは一線を画しており、有志連合の参加にも慎重な姿勢を崩していない。
19日に英船籍タンカー「ステナ・インペロ」がホルムズ海峡でイランに拿捕(だほ)された英国は、イランを強く非難しながらも対イラン方針では米国と距離を置いている。
ハント英外相(当時)は22日、欧州主導による「米国抜き」の独自の連合構想を明らかにした。英BBCによると、ハント氏は21日夕に仏独の外相と電話協議し、両国から計画への支持を取り付けたという。
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