ラグビー・ワールドカップ(W杯)の会場になる岩手県釜石市で27日、日本代表がフィジーと戦う。東日本大震災で被災した地元では「復興のシンボルに」と歓迎ムードが高まっている。ただ、会場は三陸海岸沿いに位置し、アクセスは決してよくない。東北の小さなまちが混乱なく観客を迎え入れられるのか、W杯本番へ大事な試金石になる。【日向米華】
会場の「釜石鵜(うの)住居(すまい)復興スタジアム」(収容人数約1万6000人)は、県内唯一の空港である花巻空港から直線距離で約65キロ、JR盛岡駅から約80キロ。交通アクセスが課題だ。一方、27日のチケットは完売し、釜石市の人口の半分ほどに当たる人数が観戦する見込みだ。
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