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宇都宮・若山農場の竹林 「聖地巡礼」招く別世界 ロケ地契機、観光拠点に /東京

休日は竹林を散策する家族連れでにぎわう=宇都宮市の若山農場で

 宇都宮市の日光街道沿いに、東京ドーム5個分の竹林が広がる。映画やドラマなどのロケ地にもなってきたが、実はタケノコ農家の竹林である。昨年4月から一般公開が始まり、竹林散策やタケノコ狩り、竹工作の体験などができる新観光スポットになっている。【真田祐里】

 広大な竹林は、100年以上続くタケノコ農家の「若竹の杜(もり) 若山農場」だ。笑顔で出迎えてくれた3代目代表の若山太郎さん(51)に案内してもらい、場内マップを見ながら歩き出す。竹林の中に入ると空気のにおいが変わる。空高く伸びた竹がずらっと並び、頭上では風に揺れたササ同士がこすれてサラサラと鳴り、その間から光が差し込んでくる。別世界のようだ。映画「るろうに剣心」「キングダム」がここで撮影されたというのにもうなずける。

 戦前、ここでタケノコとクリの栽培を始めたのは若山さんの祖父善三さんだ。竹は当時、籠やざる、ほうきなどに使われたが、プラスチック製品が普及すると需要は激減した。父幸央さんは、造園用に竹の品種改良を始め、1990年代になって、20メートル近く育つ孟宗竹(もうそうちく)の小型化に成功した。東京で植栽の仕事をしていた若山さんは「都市空間に、緑色でまっすぐ伸びて幾何学的な模様をもった竹は映える」と、実家に…

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