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『クジラアタマの王様』 著者・伊坂幸太郎さん

 ◆著者・伊坂幸太郎(いさか・こうたろう)さん

 謝罪会見が吉と出るか凶と出るか。今社会を騒がせているテーマでもある。新作は不祥事に見舞われた企業の記者会見を発端に、会社員に次々と降りかかるトラブルと夢の世界が交錯する、エンターテインメント長編小説。

 製菓会社広報部員の岸は、人気グループのアイドル、小沢ヒジリの発言からヒットした自社商品の異物混入騒動に巻き込まれる。だがそれは都議会議員の関係する裏があった。

 厳しい質問で記者が責め、受け応えによって世間の空気が変わる。そんな「謝罪会見の怖さを書いてみたかった」という。本作では会見が凶と出る。プライドが高く責任を部下に押しつける部長。仕事と育児に奔走する女性。難題に愚直に向かう部下。会社内の人間模様の描写が実にリアルなのは、7年間の会社員生活があったからだろう。「真面目に働く人が報われる話にしたかったんです」

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