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『明治維新の敗者たち 小栗上野介をめぐる記憶と歴史』=マイケル・ワート著、野口良平・訳

 (みすず書房・4104円)

 旗本の小栗上野介は、浦賀に来航したペリーと交渉し、アメリカにも派遣され見聞を広めた。幕府の陸海軍増強に努め、横須賀に造船所も築いた。薩長を主体とする西軍が迫ると抗戦を主張、職を解かれる。知行地の上州に移り、新政府側に捕らえられて、斬首された。群馬県内で鉱山開発に携わったことがあるので、徳川埋蔵金伝説が生まれた。

 著者ワートは、英語教員としてたまたま群馬県に勤務して、小栗上野介のことを知った。大学院では歴史学を専攻し、小栗上野介をテーマに選ぶ。歴史がいかに記憶されるかを論ずる、記憶研究(メモリー・スタディーズ)のアプローチをとる。

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