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松尾貴史のちょっと違和感

「反社」の不快な響き 白黒に分け難いのが世の中

松尾貴史さん作

 テレビの情報番組で、最近頻繁に聞こえてくる耳慣れない言葉がある。最初は、「ハンシャ」「ハンシャ」と言うので「反射」のことかと思ったが、アクセントが違う。話を聞いていると「反社会的勢力」「反社会的グループ」を省略した言葉だということがわかった。

 年配のコメンテーターも一緒になって使っているので、結構浸透している言葉なのかもしれない。時事通信社が配信するニュースの見出しにも、「吉本『反社』問題」という言葉が躍っている。

 スマートフォンやコンピューターの変換では「反射」「販社」あたりしか出てこないので、それほど一般的な言葉ではなさそうだが、このところ一斉にこの言葉が使われるようになっている。近年は企業などの取引が反社会的勢力との間で取り交わされることを防ぐための「反社チェック」というマニュアルも存在するようで、今年急に使われ始めた表現でもなさそうだ。だが、この様子だと今年の年末に「新語・流行語大賞」にノミネートさ…

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