メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

  • 政治プレミア
  • 経済プレミア
  • 医療プレミア
  • トクトクプレミア
藤原帰一の映画愛

あなたの名前を呼べたなら 階級の隔たりと性差別、空間と言葉の抑制で

 ヒロインは住み込みのメイド、雇い主の青年アシュヴィンはハンサムで心やさしい。だから当然のように身分と階級を超えた恋物語になるんですが、型どおりのシンデレラストーリーとは正反対に、至って渋い。その渋さのなかにインド社会の姿が見えてきます。

 地方の村から大都市ムンバイまでやってきたラトナが働くのは、街中にそびえ立つような高層マンション。住まいは広々とした贅沢(ぜいたく)なマンションのごく小さな一角です。まだ19歳の時結婚しましたが、夫が病死したため、新婚4カ月で寡婦。今はメイドをしながら妹の学費を仕送りする毎日です。

 いまメイドと書きましたが、ラトナの仕事はメイドとか家政婦などと言うよりも、身分差別を伴う言葉である…

この記事は有料記事です。

残り1359文字(全文1669文字)

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら
おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 杉田水脈議員の「住所さらし」ツイートは間違いだった 「扇動」責任の行方は

  2. ペットフードからサルモネラ菌 犬14匹死ぬ、汚染原因は不明

  3. 水卜麻美アナウンサー 24時間テレビ「24時間駅伝」4人目のランナーに

  4. 揺らぐ高確度ミサイル追尾 細心配慮の協定水の泡 GSOMIA破棄

  5. やじ相手に3歳長男を投げつけ容疑 阪神ファン書類送検

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです