認可保育所で体罰か 5人の手足にあざ、皮下出血も 下関市が調査
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山口県下関市の認可保育所で、複数の保育士が園児らをたたくなどの体罰をした疑いがあるとして、市が調査に乗り出していることが、関係者への取材で判明した。登園前にはなかったあざが園児らの手足に見つかったなどとして、保護者が市に相談していた。
複数の保護者によると、今年4月以降、園児を迎えに行った際に登園時にはなかったあざが両足の甲や腕に見つかった。1~5歳児の少なくとも5人にあざなどが見つかり、うち1人は病院で「直径10ミリ程度の皮下出血斑」と診断されている。
一部の園児が「(先生に)グーパンチされた」などと話したため保護者が担任保育士らに確認したが、保育士らは体罰を否定したという。しかし、保護者の一人が子供のかばんに入れたICレコーダーには、保育士数人が「お尻なんかたたいたことある」「叱っていてパチンとするのは暴力じゃないじゃん」と話し合う様子が録音されていた。
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