メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

波のまにまに

「魅力的」な争いを=戸田栄

 梅雨が明け、夜空に星が帰ってきた。そして、あらためて眺めたいと待ち望んでいた月も。

 もう50年前のことになるのか。あの日の感動は、今も胸の中にある。1969年7月20日(日本時間21日)、アポロ11号が月面着陸を果たし、ニール・アームストロング船長が月面に人類初の一歩を刻んだ日のことだ。

 私はまだ6歳。暗いごつごつした月面に、未知の宇宙への想像力をかきたてられた。当時は白黒テレビで、月からの映像は不鮮明で時々、乱れていたような記憶がある。それはかえって不思議の世界の印象を強め、ますます宇宙への夢を膨らませた。

 あの頃の子ども向け雑誌だと、自分が大人になる頃には宇宙旅行は誰にでもできるようになっているはずだった。ところが、72年のアポロ17号の後は誰も月へすら行っていないのだから話が違い過ぎる。無人機は太陽系の外まで出ていく時代になって、それはそれで楽しみだが、やはり人が乗って行ってこその旅であり、誰かが行くと自分も行けるかもしれないと思える。もう自分自身が行くのはあきらめているが、また夢を持てる時代を…

この記事は有料記事です。

残り474文字(全文932文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 感染者の確認ない鳥取・島根 外出自粛の都市部から観光客も 新型コロナ

  2. 専門家、新型コロナ「第2波」懸念 「中国と比べものにならない感染者が日本に」

  3. ファクトチェック 新型コロナ「五輪延期後に検査急増」は本当か 「感染隠蔽」説を検証すると…

  4. 特集ワイド コロナショック マスク買い占めは迷惑行為 「どうしても欲しくて」長い行列…

  5. リセット・東京2020 飲食店、相次ぐ「コロナ倒産」 東京オリンピック延期、北海道経済に追い打ち

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです