NHK大河ドラマ「いだてん」で、日本女性初の五輪選手、人見絹枝を演じた菅原小春さん(27)は世界を舞台に活躍するダンサーだ。「心を燃やし、魂を込めた」と女優デビュー作を振り返り、人見が女子スポーツ選手の道を切り開いた五輪への思いを語った。【聞き手・仁瓶和弥】
<人見は1928年アムステルダム五輪で陸上に出場した。当時は女性が走ることに偏見があった。菅原さんは逆境の中で世界に挑戦した姿に自らの人生を重ねる>
絹枝さんは、すごい中傷や批判を受けても「私が」という気持ちで体一つで海外に挑戦し、全力で走りきった。私も他の人と組んでダンスを踊る際、「後ろ下がって」とか「ちょっと抑えて踊って」と言われ、窮屈に感じることがありました。でも、海外に行くと、何の制約もなく、自由に表現できました。
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