「難病、障害あるからこそ」19歳 パパに憧れ医師目指す
毎日新聞
2019/7/29 10:04(最終更新 7/29 10:35)
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手足などに力が入らなくなる難病「慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)」患者の密川花蓮(かれん)さん(19)が今春、順天堂大医学部(東京都文京区)に入学した。浪人しても諦めず、通院や入院をしながら受験勉強を続け、難関に合格。「パパと同じ整形外科医になりたい」という目標に向け、医師への道を歩み始めた。
福岡県出身の密川さんは幼いころからよく転んだり、歩いていると同級生より遅れたりした。当初は「運動神経が悪い」と思っていたが、小学4年ごろに詳しく検査した結果、CIDPと診断された。以後、症状を悪化させないよう定期的な通院治療が欠かせない。
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