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日中草の根交流 会話サロン600回 東京・池袋の公園 相互理解はおしゃべりから

「日曜日の中国語コーナー」の開催600回を祝い、記念写真に納まる参加者たち。前列左端が主宰する段躍中さん、同左から4人目が宮本雄二・元駐中国大使=東京都豊島区の西池袋公園で2019年7月14日、鈴木玲子撮影

 東京・池袋の公園で日本人と中国人が集まって中国語の会話を楽しむ日中交流サロン「日曜日の中国語コーナー」が600回を迎えた。在日中国人の元中国紙記者が2007年8月に始めた。「日本人と中国人が互いに理解を深めるには、草の根交流こそが大切だ」という強い思いからだ。

 主宰するのは、中国紙「中国青年報」元記者で日中関係の書籍を出版する段躍中さん(61)。毎週日曜日の昼下がり、日本人と中国人が西池袋公園に集まり、中国語や日本語で気軽に自己紹介して語り合う。参加費は無料。この12年間で延べ3万人近くが参加した。

 日本政府が12年に沖縄・尖閣諸島を国有化し日中関係が悪化したときは、「誰も来なくなるのではないかと心配したが、こんなときこそ交流が必要」と踏ん張った。雨でも、暑くても、蚊に刺されても続け、休んだのは「日曜日が元日のときぐらい」。荒天時は近くの喫茶店などで開いた。

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