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6月にジュネーブで開かれたILO総会

 国際労働機関(ILO)が6月、職場でのあらゆる暴力とハラスメントを各国の法律で禁止することを義務付ける条約を採択した。人の尊厳を踏みにじる卑劣な行為に、世界が一斉にNOを突き付けた形だ。スイス・ジュネーブで開かれた討議の内容を報告する。

 ●ILOが条約採択

 「時に難航し、時に張り詰め、感情的にもなった。だが常に品位を保ち、前向きな議論ができた」。本会議で報告した中南米バルバドスの労働担当閣僚、コリン・ジョーダン氏は、300超の修正案が各国から出された専門委員会での討議をこう振り返った。

 ILOは今年が創設100周年。働く人々や働き方の多様化が進む中、新たに生まれた世界的課題がハラスメ…

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