口腔崩壊、石川県内の4割の学校に 背景に貧困やネグレクト

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「口腔崩壊」状態になった8歳男児の事例=大阪府歯科保険医協会提供
「口腔崩壊」状態になった8歳男児の事例=大阪府歯科保険医協会提供

 石川県内の約4割の学校で、10本以上の虫歯があるなどの「口腔(こうくう)崩壊」の児童・生徒がいることが、県保険医協会による初の調査で分かった。また学校健診で「要受診」とされた高校生の6割以上が、その後に歯科を受診していなかった。背景には親のネグレクト(育児放棄)や貧困、歯に対する無関心があり、同協会は「関係機関とも連携し、子供の口腔崩壊の状況を改善するきっかけにしたい」としている。

 同協会は、口腔崩壊を「未処置の虫歯が10本以上ある、もしくは10本には満たないが虫歯が原因で上下左右でかめない状態にある」と定義。子供の口腔崩壊の状況を把握しようと、昨年9~10月、県内の小学校、中学校、高校、特別支援学校364校を対象にアンケート調査を行い、200校から回答があった(回答率54・9%)。

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