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文芸時評

7月 私のおすすめ 大澤聡(批評家)

(1)スティーヴン・ミルハウザー著、柴田元幸訳『私たち異者は』(白水社)

(2)岸政彦『図書室』(新潮社)

(3)奥田亜希子『魔法がとけたあとも』(双葉社)

 日常に侵入した異物の存在によって、周囲がオセロのようにぱたぱたとひっくり返っていき、気づいた時には少しだが確実に、あるいは元の状態が想像できないほど丸っきり、日常が異なる空間へと変容している。(1)の短編7作が執拗(しつよう)に描くのはそうした変化、例えば「私たちの町」が生成変化していくプロセスそのものだ。…

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