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私の体はテレビでできている

スポーツも「娯楽の王様」

 <教授・岡室美奈子の私の体はテレビでできている>

 「やっぱりスポーツは娯楽の王様だ!」。役所広司演じる嘉納治五郎は、復興運動会で高らかに宣言する。NHK総合の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)」(日曜午後8時)の第1部最終話「種まく人」の話だ。6月23日の放送で、関東大震災でうちひしがれた人々を元気づけるべく、第1部の主人公で、日本人として五輪初参加したマラソン選手の金栗四三(かなくりしそう)(中村勘九郎)は、復興運動会を思いつく。四三らとともに、後に五輪で日本の女子選手初のメダルを得る人見絹枝も走り、過去から未来へとバトンが渡される感動的な締めくくりだった。

 ……のだけれど、いやちょっと待った。脚本を担当する宮藤官九郎は、TBS系ドラマ「マンハッタンラブストーリー」(2003年)で、森下愛子演じる脚本家の千倉先生に「テレビは娯楽の王様よ!」と宣言させていたじゃないか。これはどういうことだ。娯楽の王様の座に君臨するのはスポーツなのかテレビなのか、はっきりしてくれないと夜も眠れないよ。

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