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府は、ひきこもりを健康福祉部、不登校を教育委員会が担当する「縦割り行政」を見直し、両者が不登校の中学生の情報を共有し、将来のひきこもりを防ぐ連携態勢を整えた。2017年度に行った初の実態調査から、不登校をきっかけにひきこもりになる人の多いことが明らかになっており、学齢期からの支援強化につなげていく。【南陽子】
府健康福祉部は17年、京都市東山区にある府家庭支援総合センター内に「脱ひきこもり支援センター」(075・531・5255)を立ち上げ、5人の教員OBからなる「早期支援特別班」が主に中高生の支援に乗り出した。学校との関係がこじれていたり、卒業後も継続して支援する必要があったりする生徒や家庭には力を発揮する一方で、学校との連携に乏しかった。
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