東京五輪・パラリンピックに向けて羽田空港の国際線の便数を増やすために東京都心上空を飛行する新ルート計画について、国土交通省は30日、騒音対策として従来より飛行高度を引き上げる方針を都や都内の関係自治体に説明した。定期航空便のダイヤが切り替わる来年3月29日から運用する方針も明らかにした。埼玉や千葉などの関係自治体も参加する協議会を8月上旬に開いた上で、正式決定する。
国交省は、羽田空港の国際線の年間発着回数を現在より3万9000回増やして9万9000回にするため、都心上空を飛行する新ルートを計画。現在は東京湾上空を通って東か南側から進入するルートしか認められていないが、新ルートでの着陸は東京23区を北西から南東方向に縦断し、段階的に降下する。
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