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須磨海浜水族園のなかまたち

外来種アメリカザリガニ 好条件の環境、日本になじむ /兵庫

 日本では、外来種が本来ある生態系を脅かし、自然環境や野生生物に深刻な影響を及ぼすことが大きな問題となっています。赤くて大きなハサミを持つアメリカザリガニは、名前の通り日本原産のザリガニではなく外来種です。現在もその分布を広げていますが、一体どのような経緯で日本にやってきたのでしょうか。

 1927年、アメリカのニューオーリンズから神奈川県に、当時食用であったウシガエルの餌として100匹が輸入されました。長い船旅の後、生き残った20匹ほどが、ウシガエルの養殖池に放たれたことが移入のルーツだといわれています。

 その後、大雨により養殖池の水があふれ出した際に逃げ出し、瞬く間に本州各地に分布を広げました。100年前には日本にいなかった生物が、本州で当たり前に見られるまで増えていることを考えると、繁殖力の強さに驚かされます。当園で飼育しているアメリカザリガニから生まれた稚エビを数えてみると、一腹で101匹確認されたことがありました。

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