東日本大震災

福島原発事故賠償 名古屋訴訟あす判決 避難する権利、認めて

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 東京電力福島第1原発事故に伴い福島県から愛知、岐阜、静岡の各県に避難するなどした42世帯128人が、東電と国に慰謝料など総額約14億4000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が2日、名古屋地裁(桃崎剛裁判長)である。判決を前に、福島県いわき市から避難した松山要さん(48)=岐阜市=は「国も東電も罪を認めてほしい。先例となるような判決を」と期待する。

 要さんは2011年3月の原発事故時、出産を月末に控えていた。だが、いわき市の病院は閉鎖、通っていた病院からは「市外の病院を自分で探して」と言われた。つてを頼り、水戸市の病院で同24日に長女芽依奈(めいな)さん(8)を出産。国から避難指示は出ていなかったが、「後々後悔したくない」との思いで知人のいる愛知県一宮市に家族で自主避難した。

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