無言の「フェースオフ」冒頭からピリピリ、日韓外相会談

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タイの首都バンコクで開かれた会談の冒頭で、韓国の康京和外相(左)を無言で見据える河野太郎外相。康氏は時々、カメラや手元の資料に目を向けていた=2019年8月1日午前8時47分、秋山信一撮影
タイの首都バンコクで開かれた会談の冒頭で、韓国の康京和外相(左)を無言で見据える河野太郎外相。康氏は時々、カメラや手元の資料に目を向けていた=2019年8月1日午前8時47分、秋山信一撮影

 タイの首都バンコクで1日開かれた日韓外相会談は、重苦しい空気に包まれる中、両外相の無言の「フェースオフ」(にらみ合い)で幕を開けた。実は、同時期に外相に就任した河野太郎外相と韓国の康京和外相とは「各国外相の中で最も波長が合う」(外務省関係者)とも言われる。しかし、この日は、元徴用工問題などで続く対立を反映し、報道陣の前では互いに厳しい表情を貫いた。

 会談は1日午前8時45分ごろに始まった。河野氏は先に入室していたホスト役の康氏に右手を差し出したが、あいさつはない。約7秒間の無言の握手の間、仮設の狭い会談室にカメラの音だけが響いた。まさに現在の日韓関係を映し出すような雰囲気だった。

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