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広島原爆

秘めた被爆、今こそ記す 差別恐れ隠した大阪の92歳 息子が後押し「考えるきっかけに」

手製の原爆の資料をめくりながら広島での被爆体験を語る武井守正さん=大阪府熊取町で

 大阪府の泉佐野市民オーケストラを創設し、育成に尽力した武井守正さん(92)=大阪府熊取町=が、広島での被爆体験を手記にまとめている。結婚差別や子や孫への配慮から長く胸に秘めてきたが、「今の人には想像もつかないこと。書いておけば誰かが考えるきっかけになる」とパソコンに向かっている。

 松山市出身の武井さんは1944年春、広島工業専門学校(現・広島大)へ進学。太平洋戦争末期の45年は、学徒動員で広島市の三菱広島機械製作所でロケット砲を製作していた。8月6日朝、いったん作業に出たが製作用の図面を忘れた。取りに帰った寮(爆心地から約2・7キロ)の自室で被爆した。

 「窓の向こうに、雷の稲光のような……。いや、違う。雷なら一瞬のはずが、長く光り続けたのです。そして…

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