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金言

沈着冷静な英国、遠く=西川恵

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 沈着冷静、中庸を美徳とし、付和雷同、激高、扇動といった感情のおもむくままの発露を嫌う国民が、最もふさわしくない指導者を持つことになった。先月24日に就任した英保守党のボリス・ジョンソン首相だ。

 新政権の閣僚人事で、首相は強硬離脱を支持する議員をそろえ、10月末に欧州連合(EU)からの強硬離脱も辞さない体制を整えたように見える。

 ジョンソン氏は2008年から8年間のロンドン市長時代は、「リベラル都市・ロンドン」の顔として「移民歓迎・EU単一市場大賛成」の姿勢を取っていた。しかし16年のEU残留の是非を問う国民投票に向けた運動では、一転して移民流入を攻撃し、離脱派に転換。今回の保守党党首選挙でも「EUから離脱すればすべてうまくいく」と繰り返し、扇動家、大衆迎合主義者、オポチュニスト(形勢を見て態度を変える人)の評判をほしい…

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