東日本大震災

福島第1原発事故 排気筒を解体、作業開始 倒壊リスクに対応

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解体作業が始まった東京電力福島第1原発1、2号機の共用排気筒。大型クレーンで切断装置をつるし、上端から輪切りにして撤去する=福島県で2019年8月1日(代表撮影)
解体作業が始まった東京電力福島第1原発1、2号機の共用排気筒。大型クレーンで切断装置をつるし、上端から輪切りにして撤去する=福島県で2019年8月1日(代表撮影)

 東京電力は1日、福島第1原発1、2号機の共用排気筒(高さ約120メートル)の上半分を解体する作業を始めた。排気筒は2011年の事故の際、原子炉格納容器の圧力を下げるベント(排気)に使われたが、支柱が破断しており、解体で地震発生時の倒壊リスクを下げる。この日は周辺のはしごの一部などを切る作業を行い、2日に排気筒本体の解体を始める見通し。今年度中の撤去完了を目指す。

 現在も排気筒周辺は放射線量が高い。作業員の被ばくを防ぐため、約200メートル離れた地点の大型バス車内から切断装置を遠隔操作するが、この日はトラブルで作業が一時中断される場面もあった。

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