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熱狂ゲノム

第1部 身近に迫る技術/3 編集食品、食卓に迫る

 ガラス製の皿の上に、直径約1ミリのトラフグの受精卵が60個ほど整然と並ぶ。京都大の木下政人助教(56)は顕微鏡をのぞきながら受精卵一つずつに細い針を素早く差し込み、ゲノム編集技術の一つ「クリスパー・キャス9」に使う成分を注入していった。受精卵を遺伝子改変し、肉付きが良くて成長の早いトラフグを作るのが狙いだ。

 高松市内にある研究所のいけすには、ゲノム編集されたトラフグが元気よく泳ぐ。「養殖は餌で味が変わるが…

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