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河野太郎外相と米国のポンペオ国務長官、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は2日午後(日本時間同日夜)、タイの首都バンコクで3カ国外相会談を約30分間行った。軍事転用可能物資の輸出手続きを優遇する対象国「グループA(ホワイト国)」から韓国を除外する閣議決定に対し、康氏は強く反発。ポンペオ氏は「日韓両国が協力して前に進むことを促したい」と述べた。ただ、日韓の関係改善に向けた具体的な「仲介案」は示さなかった。
康氏は会談後、「米国も状況を憂慮している。(ポンペオ氏から)難しくてもどんな努力ができるか、役割を果たすつもりだという話があった」と記者団に語った。だが、日本外務省幹部は「ポンペオ氏から『憂慮』という発言はなかった」と説明し、日韓の事後説明が食い違った。
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