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メドベージェフ露首相、択捉島到着 4回目の北方領土訪問 日本政府は抗議へ

ロシアのメドベージェフ首相=AP

 メドベージェフ露首相は2日、北方領土の択捉島に到着し、島内の視察を始めた。タス通信などが報じた。大統領時代を含めると4回目の北方領土訪問となる。日本政府は計画の撤回を求めてきたことから、厳重に抗議するのは確実だ。

 メドベージェフ氏は択捉島訪問に先立ち、北方領土を管轄するサハリン州の州都ユジノサハリンスクで経済会議に出席。北方領土における事業に対し免税する措置に言及し「非常に面白いイニシアチブだ。これらの島(北方領土)で事業を活性化させる措置が必要となる」と述べた。今回の訪問では大型ヨットに乗船する計画も伝えられており、観光の振興に力を入れる見通しだ。

 ロシアは今年1月に日本との平和条約交渉を始めたが、イワノフ大統領特別代表らが2月末に色丹島を訪れるなど、以前から政府高官による北方領土訪問を続けていく方針をにじませていた。今回はナンバー2のメドベージェフ氏が4年ぶりに現地を訪れたことにより、自力で北方領土の経済開発に当たる姿勢を改めて示した格好だ。同時に日本と平和条約問題を議論したとしても、容易に領土の引き渡しに応じない考えを明示したといえる。

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