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抗NMDA受容体脳炎

8年越しの社会復帰(2)「トイレもできない」からリハビリで「就活学生レベル」へ

 米国留学中の2011年に難病「抗NMDA受容体脳炎」を発症した柳恵子さん(29)=さいたま市。入院生活は米国と国内の計2年9カ月に及び、14年7月に自宅に戻った。家族が待ち望んだ退院だったが、歩くことも食べることも、そしてトイレさえも一人ではできないというのが現実だった。後遺症の記憶障害などを抱えながらリハビリ生活を乗り越えていかねばならなかった。【照山哲史】

 退院2カ月後から2年半通った「さいたま市大砂土(おおさと)障害者デイサービスセンター」(さいたま市北区本郷町)が作成した恵子さんの支援計画書が残っている。利用開始当初の14年9月24日に作成した恵子さんの支援計画書には、ADL(日常生活動作)評価表の10ある点検項目のうち、「整容」「入浴」「更衣」「排便管理」「排尿管理」の5項目は「全介助」とある。服を着ること、一人でお風呂に入ること、排せつを訴…

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