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支え合う「移民時代」

すでに永住資格を持つ人が100万人 「ニッポン複雑紀行」編集長、望月優大さん

インタビューに応える望月優大さん=東京都新宿区で2019年6月20日午後3時6分、金子淳撮影

 外国人労働者の受け入れ拡大を定めた改正入管法に関する昨年の国会審議で、安倍晋三首相は「移民政策ではない」と繰り返した。一方、日本で暮らす外国人は昨年末時点で約273万人に上り、増加を続けている。そうした外国人の位置づけを、どう考えるべきなのか。ウェブマガジン「ニッポン複雑紀行」編集長で、移民社会を論じる著書「ふたつの日本」(講談社現代新書)を出版した望月優大さん(33)に聞いた。【聞き手・金子淳】

 ――著書では2018年6月末時点の統計に基づき、在留外国人について、「永住者」だけで108・5万人――などと具体的なデータを示しました。

 ◆移民の定義は一つではないので、神学論争みたいに「誰が移民なのか」を言い争っても仕方ありません。ただ、すでに永住資格を持つ人が100万人以上いるという事実は、見逃せないと思います。移民の定義を巡る水掛け論を繰り返すより、データを見ることで、現実が分かっていく。まずは多様な人たちが日本にいるということを認識するところから始めないといけません。

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