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さいたま歴史散歩

平将平の故跡/2 「善光寺参り」装う絵 /埼玉

諏訪神社本殿の板壁に描かれた「平将平」と上方の「参詣」の図とみる絵を調査する歴史研究家の染谷洌さん=埼玉県小鹿野町で

 「平将門伝説」が県内全域に分布するのに対し、弟の将平伝説は秩父地方に限定される。特に皆野町と神川町、秩父市に境を接する城峰山(1038メートル)とその周辺に集中する。

 城峰山から南東約8キロ、皆野町大浜の円福寺には「将平の墓」がある。「皆野町誌 通史編」(1988年、同町発行)は墓のいわれを同寺所蔵の巻物「円福寺旧来記」(1724年編)をひもといて説く。旧来記によると、天慶3(940)年2月、将門が下総国北山(現茨城県)で、いとこの平貞盛と下野国(現栃木県)の豪族、藤原秀郷に討たれて戦死。将平は城峰山頂近くにあったとされる石間(いさま)城で清和源氏の祖、源経基に亡(ほろ)ぼされ、円福寺が将平の遺体を引き取って弔い、将平を寺の開基にしたという。

 町誌は旧来記を「将平の名を初めて文献に現した」と紹介。将平が石間城にこもった理由について、将門が9…

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