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INF全廃条約失効 軍拡競争、再燃も 米、中距離弾配備検討 対中抑止、アジア太平洋に

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地上発射型ミサイルの保有状況
地上発射型ミサイルの保有状況

 米露両国による中距離核戦力(INF)全廃条約が2日、失効したことを受け、米軍は中国抑止を念頭に中距離ミサイルの開発や配備を進める方針だ。米露の相互不信は根深く、2021年2月に期限を迎える新戦略兵器削減条約(新START)の延長にも不透明感が漂う。核戦争を防ぐための核軍備管理体制は崩壊の危機にある。【ワシントン古本陽荘、モスクワ大前仁】

 エスパー米国防長官は先月16日、就任に先立つ上院軍事委員会の公聴会で「INF全廃条約は有益だった。しかし、それは両締結国が条約に従っている必要がある。ロシアは違反した」と述べ、条約失効の責任はロシア側にあると強調した。

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