シリア

イドリブ県での病院攻撃 国連、内戦調査

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イドリブ県
イドリブ県

 内戦が続くシリアで、反体制派の最後の拠点となった北西部イドリブ県に対するアサド政権軍とロシア軍による攻撃が4月末から3カ月にわたって続いている。国連によると、民間人死者は400人を超え、避難民は44万人以上。国連のグテレス事務総長は1日、病院などへの攻撃について調査する委員会の設置を決めた。

 イドリブ県では昨年9月にアサド政権の後ろ盾となるロシアと、反体制派を支援するトルコが停戦を仲介し、政権軍と反体制派がにらみ合う境界線に「非武装地帯」を設けることで合意。10月以降、激しい戦闘は回避されてきた。

 だが、政権軍やロシア軍は今年4月下旬、「イスラム過激派の掃討」を名目に攻撃を再開。学校や病院、市場などで多くの民間人が犠牲になったとされ、特にこの1カ月間は激しい攻撃が続いた。7月22日にはイドリブ県南部の町の市場が爆撃を受け40人が死亡。国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」(本部・ロンドン)は声明で、6月末以降に爆撃で死亡した子供は33人に上り、昨年1年間の子供の死者数31人を超えたと強調して…

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